父の日①

感情

嫌いだった父のこと

父のことを嫌っていた。

4~5才の頃、魚の骨が喉に刺さってしまい、

母の介抱を受けていたが、

父は私に、「死んでしまえ」と暴言を吐いた。

父とはあんまりしゃべった記憶がない。

正確には、しゃべるのを避けていた

・・・お互いに。

避けたかった父のこと

父は、私の遊び仲間のことを、

「その人はどうなんだ」と見定めるようなところがあった。

その人と名字が同じだったりすると、

「○○さんと同じ名字だからどうなのか」

となんでか関連付けるクセがあった。

大人になってからの話題は『車』か『運転技術』のこと。

もう一つ、私のやることなすこと

「大丈夫か?」というクセもあった。

「大丈夫か?」と言われると、

私、「大丈夫だよ!」と反発してしまう。

結果、父の機嫌を損ねてしまっていた。

めんどくさいから、近寄りたくなかった。

こんな私(長女)だから父も寄り付かず、

猜疑心を持たない妹(次女)のことを普通以上にかわいがっていたんだと思う。

家の中の人間関係も断絶感があり、私は孤立していた。

#父の日②